★せつない年末年始をしたり、酒をしっかりのめるようになったり。
2010の年末、電話で、おかんと大ゲンカした。
号泣はたくさんあるけれど、、、、あれは号泣ではないとおもう。
泣きながらとにかく叫んだし。
まして、吠えたのは、生まれて初めてだ。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」と、意味がゼロの言葉で、ボリュームMAXや。
一瞬、ヤクザぽい言葉も自然に発していたように思う。
世界中に響けこの声!と思って叫んでたし。
叫ばないと自分が消えて世界が崩れてしまう感じやった。
でも、さけびおわるたび、ご近所を気にしたりもした。
その日から、とにかく、ぼくの中での「おかん取り扱い説明書」や「家族観的なもの」が、大きく変わった。
病気はだれも悪いことしてないのに、大勢が傷つくと思う。
事故なら相手を恨めただろう。
事件でも相手を恨めただろう。
それをエネルギーに変えたりする人もいる。
誰が、何が、悪いのかもわからない。
よく自殺する人を身勝手というけれど、ぼくは、生きるのも同様に身勝手であると思うようになっている。
うまくいえないけれど、にんげんは、おおきなおおきな冤罪のまましんかしてきたきもする。
・・・今は2月で、空気もぬるみ、おかんと普通に電話で楽しくトークしたり、歯医者につれていったりもしている。
けれど、とにかく、不信の上に話しているし、話し込むと不審さが増すし、眠れなくなるし、うなされるしで正直いやや。
それでも、おかんの調子が良ければ嬉しく思う。
そして、ビールを1缶のめるようになった。
135mlの小さな、ゆび4〜5本分の高さの缶ビールを毎日飲んでいる。
ぼくは人生をすごく損じているきぶんになり、やさぐれたり、楽しくなりたいとおもった。
それで、しっかりビールを飲めるようになりたいとおもった。
心の中では、大人になったりやさぐれたりした気分でいる。
でも、たぶん、これはまだ大人ではなく、反抗期なのだろう・・・。
で、昨日、はじめて店で仕事の人と飲んだ。
仕事でせわになっているフレンドリー王のちっちと、のんだ。
トラブル掃除屋さんでもあるちっちは、ここ数年で、危険すぎて言えなかったキツイ話をいろいろ楽しく聴かせてくれた。
ぼくは、「どうしてそんなにつらい時、平静を保ってられたん?」て質問した。
そしたらちっちは、「それ以上につらいこといっぱいあったからかな」て、楽しそうな表情で答えた。
それで、ちっちと、6時間くらい『つまみを食べながら飲んで話しに花が咲く』的な状況になった。
6時間でジョッキ1杯というペースやったけれど、外で飲む楽しさを初めて知り、飲むための料理を味わえて、ちっちと話せて、よかったです。