バルザック全集ていう有名な文学の本をめくってみると、あとがきで有名な作家の人が、「バルザックは精力的に書いている。バルザックから、うだうだゆってないでとにかく書けという事をいわれて励まされているようだ。」と書いてあって、たしかに、、、と思いました。ぼくはあれこれ心配してきちっとしたものを書こうとして、うじうじしてしまう。設計図ばかりかいて心配して、いる。じゃけど、もっと、ブログのように、普通にあどりぶで書いて楽しんでいいのだとおもいました。そういうことを、ふだんからメモするきもちで自由に書くことにしようとおもいました。だから、びしっとした小さい手帳をかいました。映画「小説家をみつけたら」のDVDで、小説家が下書きにつかっているような、小さな手帳です。確かにどこでもかきやすいです。450えんもしたから、むだにしないようにします。そして、お仕事とは別にじぶんだけのきらきらした話や不思議なことを形にとらわれずにかいて、やがてオビワン師匠に「ぼくはこんな事をかきたいです、どうしたら商品になりますか」と、相談してみようとおもいます。ぼくは、お仕事では自分がこんな事を考えているという事はいっさいだしません。でも、やがて、自分のみつけたきらきらした事を大勢の人にぶつけたいです。
ぼくはキャラクター絵本の原作やプロットカキのようなお仕事もします。じゃけど、大きな会社がキャラクターのはんけんをもっているし、だれかがきめた規制もたくさんあります。その中で良い仕事をするのもたのしいです。しかし流行もあるので、スグ書店からきえてしまいます。図書館では人気やけど、キャラが人気なだけで中身の本当のことはあまり大事ではないです。ぼくは児童文学コーナーや学校の図書館にじぶんのほんを置いてもらうことが、夢の目標です。おかんがずっと笑顔で安心していて欲しい事とおなじくらいの夢の目標です。
ことし、手帳にいろいろかいて、来年オビワン師匠にみせて、張り付いて方向転換していくことにします。きっと最初はコテンパにやられるとおもいます。じゃけど、ぼくは、たくさんくやしなきをして、あきらめないでがんばります。