★青山のオーダーメイドの一枚板でつくる家具屋に行った。

森の匂いの家具屋さん。

もし、引っ越したらな、大きな木の、胴体、一枚板を机にして、
仕事をするって決めている...o(・Ω・´
 
大きな木の体が、家の中にあるってだけで、地面の力が、
細胞の力が、葉っぱの力が、ぼくを守って来れそうやもん。
すなわち、ぼくの心の、気合いの大黒柱です。o(・Ω・´
 
丸太を輸入している家具屋に行って、優しい兄さんと
たっぷりお話をした。お客はぼくひとりです。
 
お兄さんは、大きな一枚板を前に、
「木目をみると、木がどんな場所にそだって、どんな風に成長したか、わかる。
例えばこの辺は・・・・・」て。その木の全部を教えてくれた。
 
木が風で年輪に沿ってねじれた跡の解説や、
フレッシュな木の部分と骨の部分の見分け方、
木が山からどうやって、どんなに長い年月寝かされて
人の所にやってくるのか。
法隆寺の技術を、テーブルや椅子に利用すると、木に何が起こるのか。
お兄さんは、木とお話が出来るんやないかってくらい
いろいろ教えてくれた。
 
ぼくは、とても感動した。家具屋さんの中が大木が瑞々しい森の中にみえたよ。
 
なんとしても、大きな木の一枚板が欲しくなった。
一生大事に使うから、そして、その机で、がんばって
きらきらしたお話をたくさんかくから、
どうか、大地のかみさま、ぼくに、木の生涯の詰まった
つよいつよい精神の、すべすべの机をください。