★たそがれ、紅茶花伝、高所恐怖症o(・Ω・

先日、仕事のあと休憩室で、夕焼けをみながら紅茶花伝をのんでいた。

いろんな知らない人がいて。
知ってる人がいても、今は、おかんの暗い話で頭が一杯やから、楽しい話できひんから。
じゃから、みんなから離れて、ひとりで夕焼けみていた。
東京湾が遠くチラチラしていて、空は薄くガスっています。
飛行機が霧の中の小さな虫のようです。
 
そしたら、やや偉い人がきて、
「なに、ひとりでたそがれているのう?」て言われた。
ぼくは、なにかじゃべらなきゃと思っていろいろ話題探したけれど、おかんの事であたまいっぱいで、なにもいえんかった。
そしたら、その人、「来年はいい年になるといいね」てゆってくれた。
そういえば、その人には、今おかんが大変なこと言ってあったんじゃった。
 
ぼくは個人的なことで、不幸があったり、つらい事があっても誰にも言わないようにしていた。
なんじゃか、弱音を吐いているようだから、いままでは言わなかった。
じゃから、ひとりで頑張って一人で泣いていた。
 
でもおかんのことはいろんな人にいった。
こうして、ふんわり切ない時に、一言かけてもらえただけで、なんじゃかありがたい気持ちがじんわりして、ほっとした。
 
高いガラスのビルが怖いのは、ぼくがこの世界でとても小さな虫のように思えて、いつでも中空に飛ばされそうやからです。
ぼくが空にでたら、仕事の人はだれも糸をひっぱって引き戻してくれないきもします。
でたら、の話やなくて、すでにそんな気持ちのときもあります。じゃから、高いビルこわいです。
でも、なんとなくやけど、こうして、だめなぼくも気にかけてくれる人が、言葉をくれたら、ぼくは地面におりてこれるようなきがします。
o(・Ω・。