★実家でたくさん寝た日

眠れんかった。

そのまま始発で実家いった。

朝一番におかんと銀行いって
定期を解約したりして
マンションかうお金を整えた。

銀行のソファーでおかんは
女性誌を熱心に読んでいた。
料理の記事でも読んでいるんかなと
ページを覗いてみると
子供殺した母親の素顔とか
都はるみのカレの自殺の葬式の話やらを
読んでいた


ぼくは「こんなん読んじゃいけません」ていいました

でもおかんは
あれこれ記事を解説してくれます

「親に殺されたコの生前の作文
すごく上手だから
読んでごらんココ」って
おかんは目頭を押さえながら
ぼくにすすめます。


ぼくもその記事を読みました。

小三とは思えないくらい、長文で
気持ちの変化やテンポ
生命力の感じられる描写
とてもしっかりした文章じゃった。

ぼくは感動して
「小3でこれ書けるなんてすっごいな、
大人が手伝った感じでもないし
のびのびした元気な作文でとてもわくわくするな」
ておかんと感心しあった。

残忍な事件とは
正反対の作文です

そして、うるうるしてるおかんをみて
女性誌てすごいなと
思いました