★大人になった!と、ゆってやったよ o(・Ω・

外国におる、おねん赤ちゃん(もう3さいやから幼児やな)の写真。たまにメールで送られてくる。
写真は、セブンイレブンでプリントアウトして、おかんのベッドサイドに置く。
おかんは、その写真みるたび、「なきぼくのちっちゃいころにそっくり〜!」てホクホクにこにこする。
 
「なきぼくがちぃちゃいころなんて、○○通り(デパートのある繁華街)を連れて歩くと、何人ものひとに、あらかわいい〜〜〜って声かけられて大変だったのよ。それがいつの間にか・・・」て、ぼくの姿をジロってして…おかんは、笑っていて。
 
ぼくは、就職もしない悪い子やから、育て方間違えた子やから、そういうだめなキャラやから、
おかんは、そういう話になると、お約束で、ジロってにらむん。
  
ぼくは、「○たん(ちびっこの名前)も、似てるんなら、おっきくなったら、きっと、ぼくみたいにこんなんなってしまうんやぞ!!!」
て、びしい!と言ってやった。
でも…おかんは、笑っていて。
 
それでも、最近そういえば、ぼくは少し成長したんじゃった。
だから、おかんにこう言ったんだよ。
「おかんは、病気なって何もしてないように見えるけれと、ぼくはおかんが倒れてから、この1年で、ずいぶん大人になったんだよ。ハンコもたくさん押したし、近所や親戚とかも。難しい書類もしっかり手続きしてる」
そしたら、おかん、まぶしそうな顔して、「そーでしょー責任もって生活するって大変でしょー」て。
 
ぼくは、なんじゃかムカついて、、、おおきな声でゆうたった!
「だめな大人やったけど! こんな状態のおかんのせいで、いい大人になった!!ぶもー!!!」
そんで、ぼくは、くやしくなって牛のように突進して、おかんの腹筋にドカドカと、ぐうでパンチをしまくった。
…おかんは、笑ってた。